理由

今日のハーネストは雪景色。大雪警報が出たところもあるようです。

先日、認知症ケアの研修に参加し、和田行男さんにお会いしてきました。認知症ケアの世界では有名な方で、ＮＨＫにも何度か出演されています。

なかなか、パワフルでかつ「物の見方」が面白い方でたくさんの「気づき」をいただきました。

その一つが、「理由」。必ず物事や現象には「理由」があるということを私たちは再認識する必要がある、と思うのです。

例えば、問題行動といわれるものは、本当に「問題行動なのか？」ということにもつながります。必ずその行動には「理由」があるという視点を忘れると、大事なことを見落としてしまうでしょう。

「徘徊」には必ず理由があるのです。「暴言」には必ず理由があるのです。「問題行動」は「理由」があるからであり、「問題」だと言ってしまっているのは誰なのか？に気づく必要がありそうです。

手順には「理由」があり、取り組みには「理由」があり、介護には「理由」があるのです。その「理由」を考えることが、その理由にアプローチすることが、「質」を向上させるように思うのです。

「理由」そこに気づければ、きっと答えは見えてくる、「正解」はないけれど。

追伸：「「正解」はないけれど。について解説しておくと、最善解はあるけれど、「正解」をつくるとうまくいかないよ、ということだそうです。じむちょうさんに解説をしといてね、と言われたので人任せ（犬任せ？）にするなー、と吠えています。」こたろうより