地鎮祭 (たけだクリニック)

紆余曲折はありましたがご縁のあった土地に開院することになりました。
土地は不思議なものでご縁があると突然にどんどんと話が進みます。逆もあります。
診療所の名称はたけだクリニックの画数がよろしいのでこれに決定です。たけだ医院は浮き沈みが多い名前だそうです。武田クリニックも良いかくすうでした。余談ですがハーネスト唐崎もいいようです。

いつ聞いても神の舞い降りる瞬間は良いですね。

還暦直前の開院ですがよろしくお願いいたします。

診療所とデイサービス(たけだ医院)

工事は300坪程度の敷地なのでどんどん進んでいます。

診療所とデイケア (医療法人あかつき会)

いよいよ診療所とデイケアの工事が始まりました。

この光景はもう二度と見れませんよ。経時的にアップロードさせて頂きます。

認知症の周辺症状

皆様　ご無沙汰しています。
最近　診療所の近くで警察官が高齢者(当院の患者)を強制的に精神病院に連行する事件が起こりました。独居のため認知症の周辺症状が悪化している事に誰も気づかなかったようです。当院の受診もしばらくなかったので発見がおくれました。
ご存知のように認知症の本来の症状は見当識や短期の記憶がなくなったりします。進行しますと周辺症状(妄想、幻覚など)が出現するわけであります。
たまたま久しぶりに訪れた家族に被害妄想(殺されそうになった)を抱き包丁を振り回すなどの行為があったような場合です。これも家族が通報しないと本当に暴力事件になってしまいます。大変な時代がやってきました。

本日の診察(ハーネスト唐崎 認知症)

時代はここまで来ました。これも私の仕事ですかね？。

診療所の近所の患者さまが来られて兄夫婦の相談です。奥さんは要支援、御主人は要介護２です。今は借家で生活しているが、家主が物件を売却したので退去を勧告された。この御夫婦の相談に妹さんが診療所に来られました。

奥さんは専業主婦で国民年金です。御主人は厚生年金で二人合わせて月２６万円程度です。ある施設の入居を勧めましたが、御主人が亡くなったらどうなるのか施設の職員に聞いてみましたら貯金を全部使って生活保護になりそれなりの施設に入所するようになるそうです。

団塊の世代が高齢者になる頃こんな話は五万とあるでしょう。大変な時代が来ました。医師の仕事も変わりました。私は生活相談員ですね。

謹賀新年(ハーネスト唐崎 大津老人ホーム)

あけましておめでとうございます。これは５周年記念の写真です。ホームのブログの最初の方に第一回の忘年会の写真がありますが、あれと比較しますと大世帯になったものです。いつもながら職員の努力と協力なくしては今日のハーネスト唐崎は無いと思います。大変感謝しております。

私は施設の患者様を約１５０人診察しております。安全域が狭いのが高齢者の特徴でありまして常にエネルギーを注いでおります。診察中心でついついホームの運営と管理は理事と事務長に任せっぱなしで二人にはとても感謝しています。

四柱推命ではここ数年は私は良くないのですが本年２月より最悪の年回りを迎えます。精進してこの一年を乗り越えたいと思います。どうぞお力添え賜りますようよろしくお願いいたします。なお四柱推命は旧暦ですので節分のスタートとなります。性格的にファイトがでます。艱難辛苦ｋを与えたまえというところでしょうか。本年もよろしくお願いいたします。

療養型病床の廃止を中止 (ハーネスト唐崎 老人施設)

皆様　本日は夏祭りご苦労様でした。後ほど楽しい写真がアップされることと期待しています。

先日　厚生労働省の方から以前に決定した療養型病床の廃止を中止するとの発表がありました。理由は医療依存の高い高齢者が増えたからとのことです。私どもから見れば在宅やサービス付き高齢者住宅にシフトしようと考えたが、結局費用を下げることができず社会の混乱を招く結果となったということでしょう。

救急車の出動は増えるし一般病院の急患室は混乱するし、大変な事になっています。特養を作るには時間と費用がかかるし間に合わないのです。療養型病床を残して費用を安くする方法を考えたほうが得策と気づいたのでしょう。

ハーネスト唐崎のようなスタイルは理想ですが、今後は医療保険適応が何処まで許されるかということになります。場合によっては一部自由診療として在宅管理費用をいただかないといけないかもしれません。次回の診療報酬改定が注目されます。

痙縮に治するボツリヌス療法(ハーネスト唐崎 脳梗塞後遺症)

昨日は市民会館で痙縮に対するボツリヌストキシンを用いた治療の講演会がありました。

以前にも書きましたがWHOは医療は予防からリハビリまでを包括すると定義しています。今までに軽視されていたリハビリのお話です。

脳梗塞などで筋肉が痙縮してしまい関節の可動域が狭くなり着替えや歩行、衛生面での問題が生じたときなどに使用します。

ボツリヌス菌の毒素で筋肉をやわらかくする訳であります。今後適応例がありましたらあかつき会でも治療したいと思っています。

最近気付いたこと（ハーネスト唐崎 認知症）

ハーネスト唐崎の入居者様は病状も安定しておられ他の施設の事でエネルギーを使っていました。

最近解ってきたことは老人が一人で施設に入って生活するには１４万円程度必要である。国民年金では月６万円程度の人が多くてその方たちは自宅（借家を含む）で老後をむかえなければならない。訪問介護には物理的制限があって夜中に一人淋しく死亡せざるを得ない。たまたま訪問に訪れた人が苦しむ老人を発見したときは救急車を呼ぶそして一命を取り留めたなら老健施設へ移動。うまく行けば特養へ。

なんとか遺族年金とか厚生年金があって月１４万出費できたらサービス付き高齢者住宅に入所できます。そこでは一日に何度か生死の確認をしてくれます。必要に応じて訪問介護サービスが受けられます。しかし医学的知識を有する者はいなくてたいてい病気の発見が遅れます。また他人をお預かりしていますのでどうしてもすぐに救急搬送になりがちです。

以前から何度も警鐘を鳴らしていますが病院の急患室は満員で老健は満室で大変なことです。

当方の施設の自慢をする気はありませんが、やはり医療の解る職員がいて不必要な救急搬送や延命をしない施設が必要であると思われます。

枕がないと眠れないお嬢でした

こいのぼり(ハーネスト唐崎 認知症)

今年も鯉のぼりの季節がやってきました。毎日出し入れしているようでご苦労様です。

今回の診療報酬改訂に伴いまして今まではサービスで算定していなかった居宅療養指導管理料を頂戴することになりました。これは介護に従事する職員に介護の細かな指示、注意点を示すものであります。よりよき介護のためにケアマネージャーや介護職員に入居者様の細かな医学的情報を周知するものであります。ご理解を賜りますようお願いいたします。